ご家族が死亡事故に巻き込まれたら

両親が死亡事故に巻き込まれたら

両親が死亡事故にまきこまれた場合、残された子供は扶養を失ってしまいます。

慰謝料については、通常の死亡事故と比べてどう違うのか調査してみました。

親の死亡事故では、どのように慰謝料が決まるの!?

親を失う事故なんて悲惨すぎるので、最大限の慰謝料を請求してほしいです。

親を失う死亡事故では、父親と母親のどちらを失うかによって、死亡慰謝料の金額は変わるんだ。

そんなのおかしい!お父さんもお母さんも同じくらい大切です。

両親が交通死亡事故にまきこまれてしまった場合、慰謝料はどのような基準で決まるのでしょうか?

両親のうちの一方が死亡した場合には、父親か母親か一家の支柱かそうでないかによって、慰謝料の相場も変わるようです。通常、父親が一家の支柱であることが多いため、父親だけが亡くなった場合の慰謝料相場は2800万円になります。

一方、母親だけが亡くなった場合の慰謝料相場は2400万円となるそうです。ただし、最近は夫婦の役割も態様化しており、共働き世帯も増えているため、父親と母親の慰謝料相場が逆転することも珍しくないそうです。

両親が同時に死亡してしまった場合には、両方の慰謝料相場を合計した5200万円を出発点として妥当な金額が決められるようです。

(両親の死亡慰謝料の相場)

 

一家の支柱

一家の支柱でない

父親

2800万円

(2400万円)

母親

(2800万円)

2400万円

両親

5200万円~

両親による扶養を失ったことは慰謝料に影響する!?

両親を同時に死亡事故で失った場合の慰謝料はどうなりますか?

実は、両親を同時に失う場合には、一家の支柱を2名失った場合と同じようにみて慰謝料が増額される可能性が高いんだ。通常、一家の支柱が亡くなると、もう一方の親が支柱になることが多いからだね。

いくらお金を払ってもらっても残された子供はとても辛い目にあいます!!

過去の裁判例では、実際に両親を同時に失った子供2名が原告になった事例があるようです。両親はパブスナックを経営していて、9歳と6歳の子供がいました。

家族4人で車に乗って出かけていたところ、車にガソリンがなくなったため、車の外に出て人力で車を押して給油所まで向かっている途中に、後方から激突され、両親が亡くなったという事例です。

裁判では、子供2名に対し、それぞれ2800万円の死亡慰謝料が認められ、慰謝料額は合計5600万円となったとのことです。

慰謝料相場が5200万円であるのに対し、5600万円が認められているので、両親を同時に失い、完全に扶養を失った事故の場合は、慰謝料が相場よりも増額される傾向があるようです。

なお、これはあくまでも弁護士に依頼して裁判をした場合に、慰謝料がアップした事例だそうです。アトム法律事務所は、LINEでの無料相談を受け付けており、24時間365日、いつでもスタッフ対応が受けられる点がメリットです。

(両親を同時に失った死亡事故)

死亡した父親

46歳・パブスナック経営者

死亡した母親

34歳・パブスナック手伝い

子供

9歳児と6歳児

慰謝料額

各2800万円 合計5600万円

加害者から香典を受け取ったことで慰謝料額は変わるの!?

死亡事故を起こした加害者は、保険にさえ加入していれば痛みがないんですか?

死亡事故の場合、刑事裁判の関係で、加害者の自己負担で香典の受け取りを要請されることがあるけど、受け取るかどうかは慎重に考えた方がいいね。

親を死亡させた加害者から香典なんて受け取りたくないです!!

親を交通事故で失った場合、遺族が、加害者やその勤務先の会社から香典の受け取りを要請されることがあるようです。

この香典の受け取りによって、慰謝料額に影響はあるのでしょうか!?また、香典の受け取りがその他にどんな意味を持つのでしょうか?

加害者から香典を受け取る場合、代わりに宥恕を求められることが多いです。宥恕とは、加害者に対して厳罰を求めず許すという意思表示だといいます。

親を失った遺族にとって、宥恕の意思表示をすることには抵抗がある場合が多いです。

香典を受け取って宥恕の意思表示をした場合には、通常は実刑相当の死亡事故でも、執行猶予がついて実刑が避けられる場合もあるそうです。つまり、香典の受け取りにより、加害者の刑事責任が小さくなることがあるらしいです。

加害者が香典を支払う場合、これは保険では補てんされないため、香典分について加害者が金銭的な負担を負うことになります。これによって、加害者に反省を促す効果もあり得ます。

しかし、香典を受け取ったからといって、遺族の最終的な手取額が増えるとは限らないそうです。受け取った香典は、損害賠償の裁判において既払金として扱われるか、または慰謝料の斟酌事由として扱われることが多いためです。

被害者にとっては、手取り額が増えない可能性があるのに、あえて加害者の刑事責任を軽くするような香典の受け取りには抵抗を示す場合も多いので、香典を受け取る際は慎重にしたほうがよいでしょう。

(加害者から受け取る香典の取り扱い)

 

香典を受け取った場合

香典を受け取らない場合

加害者の刑事責任

軽くなることが多い

変わらず

加害者の金銭的負担

香典分の負担発生

任意保険があれば負担なし

最終手取り額

いずれの場合も手取額は同じであることが多い(既払い扱いまたは慰謝料の斟酌事由になる)

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