老人・高齢者の交通事故慰謝料

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老人・高齢者の交通事故慰謝料

新たに改正民法が施行されました。交通事故の損害賠償請求権に関するルールに変更があります。

老人・高齢者が交通事故にあうと、そのまま寝たきりになってしまうなど苦痛は大きそうですが、慰謝料の計算をどのように行うべきか調査してみました。

老人・高齢者の交通事故慰謝料の計算方法は!?

先生!老人・高齢者のほうが、若者より余生が短いから、慰謝料は安くなるんですか!?

老人・高齢者が被害者の場合でも、慰謝料の計算方法は、若者や中年者と大きく変わることはないよ。

余生は短くても、長生きしている分、悲しみやつらさも大きくなるってことですね!?

老人・高齢者が交通事故被害にあうと、死亡や重傷など深刻な結果になりがちです。老人・高齢者の慰謝料はどのように計算するのかな?

老人・高齢者の慰謝料は、大きく分けて、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、死亡慰謝料の3つに区別できるそうです。
傷害慰謝料は治療期間に応じて計算された金額が決められており、
後遺障害慰謝料は、後遺障害の程度に応じた一定額が決められているらしいです。

傷害慰謝料と後遺障害慰謝料は、老人・高齢者だからといって、若者や中年者と比べて、計算方法や金額にあまり差はないそうです。一方、死亡慰謝料については、家庭を支える一家の大黒柱に比べると、老人・高齢者の慰謝料は低くなる傾向にあるようですね。

どの種類の慰謝料についても、老人・高齢者本人やその家族だけで保険会社と交渉しても、保険会社は計算基準を大幅に下回る金額しか払ってくれないそうです。

しかし、弁護士に交渉を依頼するだけで、老人・高齢者の慰謝料が大幅に増えることもあるらしいので、うっかり本人だけで示談する前に弁護士へ相談することが必要ですね。

(まとめ表)

 

一家の大黒柱

老人・高齢者

傷害慰謝料

入院・通院日数により計算

後遺障害

慰謝料

後遺障害等級に応じた一定額

死亡慰謝料

任意保険基準:1700万円
弁護士基準:2800万円
任意保険基準:1400万円
弁護士基準:2000~2200万円

実際に高齢者・老人の慰謝料はどれくらい払ってもらえるの!?

老人・高齢者が交通事故で亡くなると、家族も当然悲しいですよね!?

老人・高齢者が死亡や重傷の被害を負うと、本人の慰謝料だけでなく、家族の慰謝料ももらえることがあるよ。孫に300万円の慰謝料を認めた例もあるしね。

家族が事故に遭ってショックを受けるのは年齢に関係ありませんもんね。

老人・高齢者の交通事故被害では、深刻な被害につながることが多いようですが、死亡や重度後遺障害が残るケースでは、老人・高齢者本人の慰謝料だけでなく、親族固有の慰謝料が認められることもあるそうです。

下の一覧表は、弁護士さんから紹介してもらった実際の老人・高齢者が被害者となった裁判例です。老人・高齢者に同居する親族がいる場合には、親族にも慰謝料が認められているようですね。

とくに3つ目のケースでは、被害者が知的障害のある孫の面倒をみていたのに、交通事故で死亡したために、孫が介護施設に入ることになってしまい、孫に300万円もの慰謝料が認められたようです。

老人・高齢者が交通事故で死亡・重度後遺障害を負ってしまった事例では、このように本人以外の親族も慰謝料請求権を持つこともあるので、弁護士さんに相談して親族の誰が請求すべきかの助言を受けながら示談を進めたほうがよさそうですね。

(高齢者の死亡・後遺障害慰謝料の計算事例)

年齢

性別

結果

本人

配偶者

子供

孫

合計

76歳

男性

死亡

2000

200

各67

-

2401

76歳

女性

死亡

2200

-

各100

-

2400

75歳

女性・主婦

死亡

2500

100

各50

1名50

1名30

3050

88歳

男性

死亡

2000

100

各50

-

2250

85歳

女性・単身

1級・植物状態

3000

-

-

-

3000

67歳

女性・主婦

2級

高次脳機能障害

2500

100

-

-

2600

68歳

男性・会社員

3級

神経性膀胱障害

1800

100

100

-

2000

72歳

女性・主婦

7級・歩行障害

800

100

-

-

900

(単位:万円)

老人・高齢者の交通事故での十分満足できる解決とは!?

保険会社に提示された金額で満足するしかないんでしょうか?

老人・高齢者が納得できる解決を目指すには、慰謝料を大幅にアップするだけじゃなくて、弁護士が親身かつ丁寧に相談にのって心理的負担を解消し、治療に専念してもらうことも大切だね。

弁護士に相談すれば金額アップ以外にも様々なメリットがあるってことですね!

老人・高齢者の交通事故被害について、十分満足できる解決を目指すには、いくつかポイントがあるとのことです。

まず、老人・高齢者が保険会社と直接交渉すると、保険担当者とのやりとりに大きな心理的負担を感じることが多いので、弁護士に交渉を依頼して煩雑なやりとりから解放され、怪我の治療に専念できるようにしたいところです。

また、老人・高齢者がわき見運転をしていたなど、過失割合に争いがある場合には、弁護士に法的な主張で対抗してもらい、有利な過失割合で交渉を進めてもらうべきですね。

また、老人・高齢者が、事故がきっかけで寝たきりになるなどした場合に、適切な後遺障害が認められるためには、診断書の依頼方法や等級の申請方法について、弁護士からサポートを受けるとよいみたいですね。

そして、満足のいく解決を目指すために何より重要なのが、適切な慰謝料の支払いを受けること。弁護士に交渉を依頼すれば、老人・高齢者本人や家族だけで交渉した場合より、大幅に慰謝料がアップします。

アトム法律事務所では、LINE相談と人身事故被害者の相談は相談料無料です。死亡・後遺障害事例では交渉着手金無料0円という点も見逃せません。自動車保険に弁護士費用特約がついていれば、弁護士費用を一部保険会社に負担してもらえるらしいので、一度相談してみるといいですね。

(まとめ表)

 

満足感のない解決

十分満足できる解決

保険会社との交渉 高齢者本人か、その家族だけで交渉し、精神的な負担大 弁護士に全て交渉を委任すれば、煩雑なやりとりから解放される
過失割合 不利な過失割合で合意 弁護士に依頼し、有利な過失割合で交渉できる
後遺障害 後遺症に見合った後遺障害等級が認定されない 弁護士のアドバイスのもと、治療と手続を行い、適切な後遺障害等級を認めてもらう
慰謝料 計算相場を大幅に下回る慰謝料だけで示談 計算相場に見合った慰謝料を受け取れる
怪我の治療 事故処理に追われ、治療に十分専念できない 弁護士に手続を依頼すれば、治療に専念できる

監修者


アトム法律事務所

代表弁護士岡野武志

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高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。

保有資格

士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士

学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了

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