交通事故慰謝料の
無料相談はこちら
お気軽にご連絡ください
更新日:
認容額 | 1149万0410円 |
性別 | 不明 |
職業 | 工務店 |
傷病名 | 右下腿粉砕骨折、腰椎捻挫、胸部・右小指・左前腕・左下腿挫傷、右膝MCL損傷 |
後遺障害等級 | 11級 |
判決日 | 平成27年9月14日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成23年10月22日午後1時45分頃、東京都練馬区北町3丁目5番の信号機のある交差点において、加害者運転の普通乗用車と被害者運転の普通自動二輪車が衝突した。
被害者は、本件事故により二輪車から転倒し、右下腿粉砕骨折等の傷害を負った。事故後は、病院機関に救急搬送され、約4ヵ月の入院と約3ヵ月の通院による治療を行って、症状が固定した
被害者は、症状固定後も後遺障害が残っており、右関節の機能障害12級7号、右下腿部痛及び右下肢しびれ感14級9号、右膝痛14級9号、右下肢の瘢痕12級、腰部痛14級9号、これらを併合して後遺障害等級表11級である認定を受けた。
本件事故の裁判では、過失相殺並びに被害者の損害についてが争点となった。
過失相殺については、被害者は、幹線道路を横断する際青信号に従い直進する場合でもある程度の交差点内の安全を確認すべき義務があるが、事故の状況から判断するに回避措置が殆どとられていないため、前方確認の不十分として、過失相殺すべき過失が被害者に1割あると判断された。
被害者の損害については、被害者側は後遺障害の認定を不服とし、右関節の機能障害は10級で併合して9級であると主張したが、後遺障害認定時の機能関節の測定結果と主張時の測定結果が大きく異なり信憑性が欠けると判断され、この主張は認められなかった。
治療関係費 | 369万2897円 |
入院雑費 | 17万5500円 |
休業損害 | 233万8630円 |
逸失利益 | 595万6137円 |
慰謝料 | 646万 円 |
装具代 | 4万8959円 |
物損 | 30万円 |
既払保険金等 | -394万1382円 |
弁護士費用 | 104万円 |
過失相殺 | -189万7213円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了