交通事故慰謝料の
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更新日:
認容額 | 1304万2054円 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 取締役員 |
傷病名 | 頭蓋骨骨折、下顎骨骨折、左橈骨骨折、右腓骨骨折、肺挫傷、肝損傷、右顔面神経麻痺、右上1,3,6番歯牙破折 |
後遺障害等級 | 11級 |
判決日 | 平成27年10月7日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成18年4月17日午前3時13分頃、東京都港区芝2丁目21番17号において、被害者が横断禁止規制のある道路を横断していたところ、道路上走行していた加害者運転の事業用普通貨物自動車と接触した。
被害者は、本件事故により路上に転倒し、頭蓋骨骨折等の傷害を負った。事故後は医療機関に、約2ヵ月の入院と約3年6ヵ月の通院による治療を行い、症状が固定した。
被害者は、症状固定後も後遺症が残っており、右難聴・右耳鳴の症状による12級、右顔面麻痺に伴って人目につく以上の口の歪みとして12級、併合して後遺障害等級表11級の認定を受けた。
本件事故の裁判では、過失相殺及び被害者の損害額についてが争点となった。
過失相殺については、被害者が夜間横断禁止規制されている道路を横断したという過失があることが認められ、被害者に過失相殺すべき過失が3割あると判断された。
被害者の損害額については、治療費、休業損害、逸失利益、慰謝料等の請求の一部が認容された。
治療関係費 | 174万2070円 |
入院雑費 | 5万9400円 |
通院交通費 | 7万5150円 |
休業損害 | 360万6768円 |
逸失利益 | 1684万0275円 |
慰謝料 | 275万 円 |
文書料 | 700円 |
既払金等 | -451万円 |
過失相殺 | -752万2309円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了