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更新日:
認容額 | 4403万6123円 |
年齢 | 61歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 無職(事故当時) |
傷病名 | 頸髄損傷 |
後遺障害等級 | 2級 |
判決日 | 平成9年11月27日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
平成5年11月29日午後6時ころ、三重県名張市蔵持町原出1309番地の路上において、加害者が普通乗用自動車を運転して、道路を南東から北西へ向けて進行するにあたり、同所を東から西へ向けて歩行横断中であった被害者に車両を衝突させ、被害者に左頬部打撲擦過傷、頸髄損傷の傷害を負わせた。
被害者は、本件事放により、約1年5か月間入院し、退院した後も、約6か月間通院して治療を受けた。被害者は、平成7年10月に、症状固定の診断を受けた。
被害者には、頸部損傷による後遺障害が残った。そして、自動車保険料率算定会調査事務所により、自賠法施行令二条別表障害別等級表2級3号の後遺障害が存するとの認定を受けた。
信号機による交通整理が行なわれておらず、照明のない交差点に、加害者の車両(普通自動車)の運転者が制限速度を若干超える速度(時速5キロメートル超過)で進入したために、被害者(男性・61歳)と衝突した。運転者が歩行者はないものと軽信し前方不注視のまま漫然と進行させていたとしても、被害者も一輪車を押しており危険を回避しにくい状況であったにもかかわらず、車両の有無を十分確認することなく横断を開始した過失があるとして、2割の過失相殺を認めた。
治療関係費 | 1万2570円 |
入院付添費 | 177万2000円 |
入院雑費 | 62万2800円 |
通院交通費 | 20万円 |
将来介護費 | 1913万6767円 |
休業損害 | 525万7534円 |
逸失利益 | 2622万3750円 |
慰謝料 | 2300万 円 |
文書費用 | 3万5870円 |
家屋改造費用 | 722万円 |
紙おむつ代 | 138万4085円 |
既払金 | -3084万888円 |
弁護士費用 | 400万円 |
過失相殺 | -1398万8365円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了