交通事故慰謝料の
無料相談はこちら
お気軽にご連絡ください
更新日:
認容額 | 1235万5636円 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 焼き鳥屋店員 |
傷病名 | 顔面骨多発骨折、歯牙損傷、脳挫傷、右下腿内顆骨折、右結膜下出血 |
後遺障害等級 | 11級 |
判決日 | 平成25年11月13日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成18年10月15日午前1時25分頃、東京都渋谷区富ヶ谷2丁目1番にある信号機により交通整理の行われている交差点において、加害者運転の事業用普通乗用自動車が本件交差点を右折したところ、折から対向車線を直進進行してきた被害者運転の普通自動二輪車と衝突した。
被害者は、本件事故により二輪車から転倒し、顔面骨多発骨折等の傷害を負った。事故後は病院に救急搬送され、約2ヵ月の入院と約1年10ヵ月の通院により治療を受けて、症状が固定した。
被害者は、症状固定後に後遺障害が残り、頭部外傷に伴う嗅覚障害について12級、歯牙5本が現実に喪失又は著しく欠損したものとして13級、顔面部の醜状傷害として14級、併合して11級の認定を受けた。
本件事故の裁判では、事故態様及び過失相殺並びに被害者の損害額が争点となった。
過失相殺について、被害者は交差点に入ろうとし、交差点内を通行しようとする際の運転者の注意義務や安全運転義務を全く免れるものとすることもできないため、被害者に過失相殺すべき過失は5%あると判断された。
被害者の損害額については、治療費、入院雑費、慰謝料、逸失利益等の請求の一部のみが認容された。
治療関係費 | 179万1394円 |
入院付添費 | 6000円 |
入院雑費 | 9万円 |
通院交通費 | 15万9290円 |
休業損害 | 551万1010円 |
逸失利益 | 946万9639円 |
慰謝料 | 713万 6880円 |
文書料 | 19万1100円 |
既払金等 | -1188万1911円 |
弁護士費用 | 110万円 |
過失相殺 | -121万7766円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了