本件事故の衝撃で頸髄損傷が発生。賠償額3550万円認定。

認容額	3550万8208円
年齢	53歳
性別	男性
職業	代表取締役
傷病名	頸部挫傷、頭部外傷、右肘打撲傷
後遺障害等級	9級
判決日	平成9年1月24日
裁判所	大阪地方裁判所

交通事故の概要

平成3年11月10日午後16時20分頃、神戸市東灘区青木5丁目12番10号先路上において、加害者車両が被害者車両に追突した事案。

被害者の入通院治療の経過

被害者は本件事故の翌日から106日間入院治療をうけた。退院後も10ヶ月の内に151日間通院し、牽引、マッサージ等の治療を受けた。

後遺障害の内容

被害者は、後遺障害第9級10号に該当する旨認定を受けた。

判決の概要

追突事故による被害者の頸髄損傷につき、事故前に頸椎の後部変形、骨棘の発生、後縦靭帯骨化症等の変形性疾患があったとして、寄与度減額を３割と認めた事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費	381万7944円
入院雑費	13万7800円
休業損害	802万8150円
逸失利益	4331万0610円
慰謝料	700万 円
寄与度減額	-1868万8352円
損害填補	-1131万7944円
弁護士費用	322万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。