交通事故慰謝料の
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更新日:
認容額 | 1億4992万2536円 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 有限会社代表取締役 |
傷病名 | 外傷性くも膜下出血、局所性脳挫傷、急性硬膜下血腫、肋骨多発骨折、右脛骨近位開放骨折、右橈尺骨近位開放骨折、左気胸 |
判決日 | 平成27年12月10日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成23年11月26日午前11時55分頃、東京都江東区亀戸6緒青梅42番にある交通整理の行われていない交差点において、加害者の運転する普通乗用自動車が本件交差点を右折する際に、対向車線を直進しようとした被害者運転の普通自動二輪車と衝突した。
被害者は、本件事故により二輪車から跳ばされ、外傷性くも膜下出血等の傷害を負った。事故後は、東京都立墨東病院に救急搬送されて治療を受けたが、事故から約20時間後に死亡した。
本件事故の裁判では、事故の態様及び過失相殺について並びに被害の損害及び損害額についてが争点となった。
過失相殺については、被害者が交差点に進入する際に、対向車線の第2,3車線の車両が停車したままであることは確認できているため、右折車がいるかどうか、またいた場合の動静を注視し、その安全を確認する義務があったことが認められ、過失相殺すべき過失が被害者に2割あると判断された。
損害額については、被害者自身の治療費、葬儀費用、慰謝料、逸失利益等は一部認容され、かつ、被害者遺族固有の慰謝料についても一部認容された。
治療関係費 | 226万9260円 |
入院雑費 | 3000円 |
休業損害 | 8万2191円 |
逸失利益 | 1億4163万0300円 |
慰謝料 | 2703万 円 |
葬儀費用 | 150万円 |
既払金 | 226万9260円 |
弁護士費用 | 1338万円 |
過失相殺 | -3470万2951円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了