【学生】被害者は労働能力100%喪失、賠償額1億超

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認容額 1億5289万692円
年齢 15歳
性別 女性
職業 中学生(事故当時)
傷病名

頸髄損傷等

後遺障害等級 1級
判決日 平成10年6月29日
裁判所 大阪地方裁判所

交通事故の概要

平成5年7月7日午後7時55分ころ、大阪市旭区中宮二丁目二番四号先の交差点において、時速60キロメートル以上のスピードで、普通乗用自動車を運転していた加害者は、車両用信号が赤であるにもかかわらず、赤信号に従って停止する義務を怠って、交差点に進入し、歩行者用信号の青信号に従って、自転車を運転して交差点を横断していた被害者に、衝突した。

被害者の入通院治療の経過

被害者は、本件事故により、頸髄損傷等の傷害を受け、263日間入院して、治療を受けた。事故から、約9か月後に、症状固定と診断された。

後遺障害の内容

被害者は、平成6年3月26日に症状固定と診断され、上肢不全麻痺、下肢完全麻痺、膀胱直腸障害の各自覚症状、左肘の屈曲を除き、第五頸髄節以下の筋力の完全麻痺等の各他覚的所見を伴った頸髄損傷と診断され、自動車保険料率算定会において自賠法施行令第二条
別表の後遺障害別等級表1級3号に該当する後遺障害を残した旨の認定を受けている。
尚、被害者は症状固定当時に15歳の中学生であったが、後遺障害により、労働能力を19歳から67歳までの48年間にわたり100パーセント喪失した。

判決の概要

自転車の運転者である被害者は、普通乗用自動車と衝突し、1級3号に該当する後遺障害が残り、普通乗用自動車の運転者に対し、損害賠償を請求した。被害者には、何らの過失がないことを前提に、平均余命までの将来の介護費用等を認め、特別児童扶養手当と自動車交通事故センターの介護料につき損益相殺を否定し、一部認容・一部棄却した。

認容された損害額の内訳

治療関係費 156万4700円
入院付添費 45万円
入院雑費 34万1900円
将来介護費 7844万8720円
逸失利益 4624万4560円
慰謝料 2662万 円
職業付添人付添費 146万3755円
将来の雑費 421万2000円
介護用具費 189万1776円
自宅改造費 774万9000円
車両代(車椅子の昇降リフト付き) 141万500円
既払金 -3310万6219円
被害者の父親固有の慰謝料・弁護士費用 280万円
被害者の母親固有の慰謝料・弁護士費用 280万円
弁護士費用 1000万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

監修者


アトム法律事務所

代表弁護士岡野武志

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第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。