交通事故慰謝料の
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更新日:
認容額 | 1億2951万2815円 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員/主婦 |
傷病名 | 外傷性頚髄損傷(四肢麻痺)、第五、六頚椎椎体脱臼骨折、頬・両下肢擦過傷、頭部打撲等 |
後遺障害等級 | 1級 |
判決日 | 平成20年12月2日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成16年7月3日午前3時5分頃、愛知県春日井市中央通2丁目59番地先路線上において、交差点を南東から北西に向けて進行してきた加害者が運転する車が、前方の信号機が赤色であるのに同交差点に進入したところ、同交差点を北東から南西に向けて進行してきた被害者が運転する車に衝突した。
前方不注視、赤信号無視、制限速度違反及び飲酒運転の過失により発生した事故。
原告花子は、事故後直ちに病院に搬送され82日間入院した。
その後、リハビリテーション施設が充実した病院に転院し投薬治療・リハビリテーションなどを受け、258日間入院した。
被害者は、頚髄損傷による四肢麻痺について、後遺障害1級第1号に該当すると認定された。
長期間の入院治療にもかかわらず、被害者には四肢麻痺や膀胱直腸障害の後遺症が残り、生命維持に必要な身の回りの処理については常に介護を要する状態になった。
被害者に対する慰謝料は、傷害分及び後遺障害分を合計して3200万円と認定された。さらに、被害者家族らの固有の慰謝料についても認定された。
被害者の受領した自賠責保険金及び障害基礎年金については、被害者の損害額元本から控除すべきである等と示した事例。
治療関係費 | 178万0931円 |
入院付添費 | 143万6400円 |
入院雑費 | 47万4600円 |
将来介護費 | 4318万2310円 |
休業損害 | 325万2705円 |
逸失利益 | 5907万4759円 |
慰謝料 | 3200万 円 |
将来の雑費 | 684万7582円 |
交通費、宿泊費及び荷物運賃 | 14万7860円 |
家屋の改造費 | 898万4666円 |
装具費 | 56万8333円 |
被害者の両親への慰謝料 | 400万円 |
被害者の子供への慰謝料 | 100万円 |
保険金の内払金 | -313万8612円 |
確定遅延損害金 | 1874万0437円 |
弁護士費用 | 885万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了