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更新日:
認容額 | 1887万3786円 |
年齢 | 75歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 家事従事 |
傷病名 | 腰椎圧迫骨折、右膝関節内粉砕骨折、右足部挫傷、右足関節捻挫 |
後遺障害等級 | 7級 |
判決日 | 平成25年11月26日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成23年1月22日午後14時15分頃、東京都調布市において、被害者(当時75歳)が、本件道路を横断歩行しようとして、第1車線上の停止車両列の車間を通り抜けて第2車線に出た。そして第1車線から第2車線に進路を変更して走行してきた加害者車両と接触した。
被害者は本件事故後から合計119日間入院した。また、本件傷害の治療のためおよそ3ヶ月の内、11日間通院した。
第3腰椎圧迫骨折後の脊柱の変形障害、腰の痛み及びかたさの症状について「脊柱に中程度の変形を残すもの」として後遺障害8級に該当。
さらに右膝の痛み、かたさについて、「局部に頑固な神経症状を残すもの」として後遺12級13号に該当。
これらを併合し、後遺障害7級に該当すると認定された。
加害者には、前方及び左右の注視を怠り、道路を横断歩行する原告に気づくのが遅れた過失があった。さらに被害者にも左右を十分確認すべきであったのにこれを怠った過失があるとして、過失割合を被害者25%、加害者75%と認めた事例。
治療関係費 | 104万6445円 |
入院雑費 | 69万0987円 |
通院交通費 | 9430円 |
休業損害 | 145万0901円 |
逸失利益 | 922万6021円 |
慰謝料 | 1218万 円 |
損害填補 | -129万9052円 |
弁護士費用 | 172万円 |
過失相殺 | -615万0946円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了