原付に乗った被害者主婦、過失相殺なし。賠償1195万円認定

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認容額 1195万5385円
年齢 53歳
性別 女性
職業 主婦
傷病名

右肩鎖関節脱臼、右鎖骨遠位端骨折、右中指PIP関節骨折、頭部外傷、右大腿打撲、右肩・右手・両下肢打撲等

後遺障害等級 10級
判決日 平成21年3月3日
裁判所 大阪地方裁判所

交通事故の概要

平成18年4月26日午後17時15分頃、大阪府門真市大字桑才77番地2先路上の交差点において発生した。
本件交差点入口付近において、普通貨物自動車を運転していた加害者Aの従業員である加害者Bが、加害者Aから促されて急遽左折を開始した。
折から同車線の左端付近を走行していた被害者が運転する原動機付自転車に、加害者車両を側面衝突させた。衝突により被害者を原動機付自転車もろとも路上に転倒させて負傷させた事案。

被害者の入通院治療の経過

被害者は本件事故日から194日間入院をし、1年間(実通院日数18日)通院治療を行った。

後遺障害の内容

被害者は、症状固定と診断されたが、右肩関節及び右中指PIP関節に可動域の制限並びに右肩、右中指に痛みが残存した。
上記症状は、自賠責保険の関係では、前者の関係では後遺障害10級10号に、後者の関係では同14級9号とそれぞれ認定され、併合10級と認定された。

判決の概要

被害者の既往症である重症筋無力症については、発病後の胸腺種の摘出や内服薬の投薬等によって、その症状は比較的良好に経過しており、本件事故当時、完全寛解に至る可能性が高い状態にあったと認定し、それによって被害者の基礎収入等を算定し、被害者らの請求をそれぞれ一部認容した事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費 357万0002円
休業損害 218万5488円
逸失利益 688万1068円
慰謝料 730万 円
損害填補 -381万0412円
確定遅延損害金 43万6239円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

監修者


アトム法律事務所

代表弁護士岡野武志

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第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。