信号待ちの歩行者への衝突事故、後遺障害11級のときの判例

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認容額 2234万1127円
年齢 18歳
性別 女性
職業 学生
傷病名

右股関節開放性脱臼、恥骨結合離開、右仙腸関節脱臼、骨盤骨折、肛門裂創、臀部裂創、眼球打撲、眼球運動障害、PTSD

後遺障害等級 11級
判決日 平成25年4月26日
裁判所 名古屋地方裁判所

交通事故の概要

平成17年7月17日、名古屋市内のシ号機による交通整理の行われている交差点において、友人と信号待ちをしていた被害者に、加害者運転の普通乗用自動車が衝突した。

被害者の入通院治療の経過

被害者は、本件事故により跳ね飛ばされ、骨盤骨折等の傷害を負った。事故後は約3ヵ月の入院と約4年9ヵ月の通院を行って、症状が固定した。

後遺障害の内容

被害者は、症状固定後に後遺障害が残り、「骨盤の骨に著しい変形を残すもの」として12級、左下肢の短縮障害として12級、右大腿の内側の瘢痕が掌の3倍以上で12級、左大腿内側の瘢痕は掌ほどの大きさとして14級、これらを併合して後遺障害等級11級の認定を受けた。

判決の概要

本件事故の裁判では、被害者の及び損害額についてが争点となっており、過失割合については加害者の過失のみで本件事故が発生したことは明白であるため、特に争うことはなかった。
後遺障害慰謝料については、被害者側は1400万円の請求をしたが、後遺障害の内容や程度等に照らすと500万円が妥当であると判断され、かつ、被害者家族固有の慰謝料についても請求金額の一部のみが認容された。

認容された損害額の内訳

治療関係費 5250円
入院付添費 57万3300円
入院雑費 16万8000円
通院交通費 3360円
逸失利益 1122万0439円
慰謝料 840万 円
腰椎装具費 2万3278円
転居費用 31万7500円
弁護士費用 203万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

監修者


アトム法律事務所

代表弁護士岡野武志

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第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。