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更新日:
認容額 | 6482万9965円 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 大学生 |
傷病名 | 脳挫傷、外傷性くも膜下出血、右大腿骨開放骨折 |
後遺障害等級 | 7級 |
判決日 | 平成27年11月25日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成時21年7月12日午後4時5分頃、茨城県龍ヶ崎市塗戸町2032番地において、加害者運転の普通乗用自動車が本件事故現場の道路を走行し、路外施設に進入するために右折しようとしたところ、対向車線を時速約95kmで進行していた被害者運転の大型自動二輪車と衝突した。
被害者は、本件事故により大型自動二輪車から飛ばされ、脳挫傷等の傷害を負った。事故後は約3ヵ月の入院と約3年7ヵ月の通院を行って、症状が固定した。
被害者は、症状固定後に後遺障害が残り、頭部外傷に伴う物忘れ及び右大腿骨開放骨折後の右臀部痛などは神経系統の機能又は精神の障害として7級に該当し、右頬骨部の線状痕の障害は14級に該当し、これらを併合して後遺障害等級7級の認定を受けた。
本件事故の裁判では、事故態様及び過失割合並びに被害者の損害及びその損害額が争点となった。
過失割合については、被害者車両に制限速度を遵守し前方の安全を確認したうえで走行すべき義務があるにもかかわらず、これを怠ったとして過失が認められ、過失相殺すべき過失が2割あると判断された。
被害者自身の損害額について、入院雑費、通院費、休業損害等は請求金額のそのままが認容されたが、逸失利益や慰謝料などについては一部のみが認容された。
治療関係費 | 363万4437円 |
入院雑費 | 12万4300円 |
通院交通費 | 34万9330円 |
休業損害 | 136万6554円 |
逸失利益 | 6324万0919円 |
慰謝料 | 1280万 円 |
既払金等 | -627万2367円 |
弁護士費用 | 589万円 |
過失相殺 | -1630万3108円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了