交通事故慰謝料の
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更新日:
認容額 | 3281万6383円 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
傷病名 | 右大腿骨骨幹部骨折、骨盤骨折、顔面打撲・挫創、坐骨骨折 |
後遺障害等級 | 6級 |
判決日 | 平成20年6月27日 |
裁判所 | 名古屋地方裁判所 |
平成12年9月25日午前11時50分頃、滋賀県蒲生郡竜王町にある高速自動車国道中央自動車道において、被害者が同乗していたA車両が前方不注意により先行車両に衝突し、その後、加害者所有のB車両が前方不注意によりA車両に衝突した。
被害者は、本件事故により骨盤骨折等の傷害を負った。事故後は約4ヵ月の入院と約7年2ヵ月の通院を行って、症状が固定した。
被害者は、本件事故により後遺障害を負い、右前額部の線状痕及び右頬部の瘢痕について7級、骨盤骨の変形について11級、併合して6級の認定を受けた。
本件事故の裁判では、事故態様、被害者の損害及びその損害額が争点となった。
被害者が同乗していたA車両の運転手か後部から追突してきたB車両の運転手どちらが被害者の損害を賠償する責任が争ったが、本件事故による被害者の損害は、最初にA車両が前方車両に追突したことによる原因もあり、またその後高速度で大型自動車であるB車両がA車両に衝突したことも原因であるため、双方に過失があり双方が合わせて賠償する責任があると判断された。
被害者自身の治療費、入院雑費、逸失利益、慰謝料については、請求の一部が認容された。
治療関係費 | 1010万5451円 |
入院付添費 | 37万7000円 |
入院雑費 | 17万4000円 |
休業損害 | 253万8524円 |
逸失利益 | 2398万1633円 |
慰謝料 | 1650万 円 |
装具代 | 3万8728円 |
既払金等 | -2388万8953円 |
弁護士費用 | 299万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了