高齢男性、事故により既往症が悪化。賠償1000万以上認容

認容額 1109万4108円
年齢 65歳
性別 男性
職業 不明
傷病名

頸椎捻挫、癒着性くも膜炎(悪化)

後遺障害等級 3級
判決日 平成22年1月21日判決
裁判所 京都地方裁判所

交通事故の概要

平成17年6月25日午後3時20分頃、京都府八幡市八幡池ノ首14番地1の道路において、信号に従って停止中の被害者運転の普通乗用自動車に、加害者運転の普通貨物自動車が後方から追突した。

被害者の入通院治療の経過

被害者は、本件事故により、頸椎捻挫及び癒着性くも膜炎悪化の傷害を負った。
なお、癒着性くも膜炎については、本件事故前から癒着性くも膜炎があったが、本件事故によりこれが悪化したものである。
上記傷害の治療として、約11ヶ月通院し治療を受けた。

後遺障害の内容

本件事故により、事故前から症状のあった癒着性くも膜炎が増悪し、歩行障害、左上肢筋力低下、両手の痺れ、項部痛等の症状の後遺障害を残して症状固定した。「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの」として、後遺障害等級3級に該当された。

判決の概要

被害者の後遺障害等級第3級に該当するとした上で、被害者の症状は、本件事故による衝撃と本件事故前から有していた頚椎後縦靱帯骨化症に対する手術によって生じた術後の癒着性くも膜炎とがともに原因となって発現したとされた。
被害者には、本件事故と上記症状との間に相当因果関係が存するとしつつ、素因減額として5割を減じ、被害者の請求を一部認容した事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費 121万4296円
通院交通費 23万7380円
慰謝料 2185万円
)薬代、雑費及び診断書料 16万4655円
素因減額 -1173万3166円
損害てん補 -163万9057円
弁護士費用 100万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

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