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更新日:
認容額 | 1241万8549円 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | ホステス |
傷病名 | 頭部外傷、外傷性くも膜下出血、顔面・口唇裂傷、左耳介の欠損、左閉瞼障害、左橈・尺骨骨幹部骨折、右示指・中指屈筋腱損傷 |
後遺障害等級 | 6級 |
判決日 | 平成20年2月13日 |
裁判所 | 名古屋地方裁判所 |
平成13年4月25日午前4時頃、名古屋市中区栄4丁目21番にある道路において、被害者は加害者運転の普通乗用自動車に同乗していたところ、直進してきた第三者運転の事業用大型貨物自動車と右折しようとした加害者車両とが衝突した。
被害者は、本件事故により頭部外傷等の傷害を負った。事故後は38日間の入院と約2年2ヵ月の通院を行って症状が固定した。
被害者は、頭部外傷後の症状につき後遺障害等級9級に、左顔面瘢痕については後遺障害等級7級、そしゃく障害・開口障害については後遺障害等級12級などの数多くの後遺障害を負っており、それらを考慮した結果、後遺障害併合6級の認定を受けた。
本件事故の裁判では、被害者の損害額及びそれに関する好意同乗減額についてが争点となった。
被害者と加害者の関係はホステスとそのお客という関係であること、一緒に食事をするために被害者が加害者を呼び出したこと、本件事故前に被害者が飲酒したことを認めるに足る証拠はないが、加害者は飲酒しており、また被害者は加害者が飲酒していることを認識したうえで家まで送ってもらうために加害者の運転する加害者車両に同乗していたこと、これらの事情を考慮した結果、好意同乗減額として全損害額の15%を減額するのが相当であると判断された。
治療関係費 | 404万6256円 |
入院付添費 | 20万9000円 |
入院雑費 | 4万9400円 |
休業損害 | 742万1266円 |
逸失利益 | 3593万4382円 |
慰謝料 | 1230万 円 |
既払金 | -3939万7709円 |
弁護士費用 | 85万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了