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更新日:
認容額 | 4144万6203円 |
年齢 | 73歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
傷病名 | 脳挫傷、右急性硬膜下血腫、頭蓋底骨折及び後頭骨骨折等 |
後遺障害等級 | 1級 |
判決日 | 平成23年4月25日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
平成17年3月2日午後18時50分頃、大阪府豊中市走井1丁目21-27付近の信号機による交通整理の行われていない本件交差点において発生。
南西から北東に向かう道路を横断中の被害者車両と、南東から北西に向かう優先道路を直進してきた加害者車両とが衝突した。
被害者は本件事故により、脳挫傷、右急性硬膜下血腫、頭蓋底骨折及び後頭骨骨折等の傷害を負い、約1年6か月の入院を経て症状固定された。
被害者には、本件事故の結果後遣障害が残存し、後遺障害1級1号に該当すると認定した。
原告の将来の治療費を算定するに当たっては、月額50万円とみるのが相当であるとし、口頭弁論終結時までの治療費については、別途計上されていることに照らせば、将来の治療費は、口頭弁論終結時から平均余命に相当する期間の範囲で賠償が認められるべきであり、口頭弁論終結時の原告の年齢は77歳であることが認められる。このことからすれば、13年間の範囲で賠償が認められるべきである等として、原告の請求を一部認容した事例。
治療関係費 | 334万4113円 |
入院雑費 | 139万2000円 |
休業損害 | 722万8992円 |
逸失利益 | 1773万7606円 |
慰謝料 | 3230万 円 |
損害填補 | -513万5551円 |
付添看護費 | 135万7911円 |
症状固定後の治療費 | 5698万9800円 |
症状固定後の入院雑費 | 593万3640円 |
物損費 | 8万円 |
保険金既払い | -2014万8308円 |
弁護士費用 | 350万円 |
過失相殺 | -6323万0061円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了