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更新日:
認容額 | 1206万8691円 |
年齢 | 19歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 大学生 |
傷病名 | 左第1中足骨剥離骨折、左母趾伸筋腱断裂、左足挫創、左肩打撲挫傷、両膝打撲挫傷、頭部打撲 |
後遺障害等級 | 12級 |
判決日 | 平成26年3月13日 |
裁判所 | 千葉地方裁判所 |
平成23年8月2日午後7時30分頃、千葉県船橋市馬込町853番地にある信号機などによる交通整理の行われていない交差点において、加害者運転の自家用普通乗用自動車が本件交差点を直進進行するに当たり、右方優先道路から進行してきた被害者運転の自家用普通自動二輪車と衝突した。
被害者は、本件事故により路上に転倒し、左足挫創等の傷害を負った。事故後は24日間の入院と約4ヵ月の通院を行って症状が固定した。
被害者は左母趾の機能障害について、中足指関節の可動域が健側の可動域角度の2分の1以下に制限されているとし、また、左一趾痛についてもまた可動域制限がされてるとし、後遺障害12級の認定を受けた。
本件事故の裁判では、事故態様及び過失割合並びに被害者の損害及びその損害額についてが争点となった。
被害者には、本件交差点を直進するに当たり、交差点に進入してくる車両があることを予見し、発見した際には減速又は停止をして安全に進行する義務があったにもかかわらず、これを怠り制限速度を時速25kmも超過していたことが認められ、被害者にも過失相殺すべき過失が15%あると判断された。
被害者自身の治療関係費や入院雑費、休業損害、慰謝料については、請求の一部が認容された。
治療関係費 | 29万3120円 |
入院雑費 | 3万6000円 |
通院交通費 | 23万1470円 |
休業損害 | 34万0956円 |
逸失利益 | 1071万6236円 |
慰謝料 | 400万 円 |
弁護士費用 | 110万円 |
過失相殺 | -234万2667円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了