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更新日:
認容額 | 3938万6000円 |
年齢 | 6歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 幼稚園児 |
傷病名 | 右大腿不全切断、大腿開放性骨折、左足関節不全切断、急性循環障害、距・踵骨開放性脱臼骨折、腓骨神経麻痺、左下腿挫滅、右下腿骨開放性骨折右大腿膿瘍、ミオグロビン尿症、出血性ショック |
後遺障害等級 | 7級 |
判決日 | 平成26年11月27日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成8年1月11日午前8時頃、横浜市青葉区松風台48-19にある市道において、被害者が幼稚園の送迎バスを待っていた際、同署交差点で加害者の普通乗用自動車と第三者の二輪車が出合い頭に衝突し、その衝突のはずみで二輪車が被害者に衝突した。
被害者は、本件事故により路上に跳ね飛ばされ、右大腿不全切断等の傷害を負った。事故後は約9ヵ月の入院と約15年10ヵ月の通院を行って症状が固定した。
被害者は後遺障害等級認定の結果、左腓骨偽関節については、「1下肢に仮関節を残すもの」として8級9号に該当し、左脚関節の機能障害については「1下肢の3台関節中の1関節の機能に著しい傷害を残すもの」として10級11号に該当し、その他左足の指の機能障害や右下肢の瘢痕等の障害を併合した結果後遺障害7級と判断された。
本件事故の裁判では、被害者に過失相殺すべき過失がないことは事故態様を見れば明らかであるので、過失相殺については裁判で特に争うことがなく、被害者の損害及びその損害額が争点となった。
被害者の治療関係費、入院雑費、逸失利益、慰謝料等の請求が一部認められた。
治療関係費 | 2109万3095円 |
入院付添費 | 210万7800円 |
入院雑費 | 56万6601円 |
通院交通費 | 148万8910円 |
通院付添費 | 106万8600円 |
逸失利益 | 1930万6000円 |
慰謝料 | 1650万 円 |
その他 | 393万1164円 |
既払金 | -3025万6170円 |
弁護士費用 | 358万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了