交通事故慰謝料の
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更新日:
認容額 | 1億4834万8287円 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 契約社員 |
傷病名 | 胸髄損傷(第三、四胸椎破裂骨折)、右上腕骨及び肩甲骨骨折 |
後遺障害等級 | 1級 |
判決日 | 平成20年5月8日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成16年1月31日午後13時15分頃、東京都足立区六木1丁目17番交差点内において、本件交差点内に進入した被害者車と、対向する車線から右折のため本件交差点内の被害者車の走行する車線内に進入してきた加害者車の右前角部とが衝突し、被害者車は転倒し傷害を負った事案。
被害者は本件事故から296日間入院をし、退院後も4ヶ月にわたり通院治療を行った(実通院日数38日)。
被害者は、「脊髄症状のため、生命維持に必要な身のまわり処理の動作について、常に他人の介護を要するもの」として、後遺障害等級第1級1号に該当すると判断された。
加害者には、本件交差点を右折するにあたり、本件交差点で直進する車両等の進行を妨害してはならない注意義務があった。しかし、対向車線の状態の確認を怠ったまま、漫然と本件交差点で右折を開始させたことにつき上記注意義務違反があるとされた。
また、被害者にも、進行方向前方にいた加害者の車の動静に対する注意を怠った落ち度がいくばくか存在したことが推認されるとして、加害者の過失割合を85%とした。
被害者の妻及び子であるその他の原告ら固有の慰謝料請求を含め、被害者側の請求をそれぞれ一部認容した事例。
治療関係費 | 348万9930円 |
入院付添費 | 197万4600円 |
入院雑費 | 42万7500円 |
通院交通費 | 28万1970円 |
将来介護費 | 5305万2604円 |
休業損害 | 525万0850円 |
逸失利益 | 7417万2661円 |
慰謝料 | 3131万 円 |
自動車改造費、転居費用、生活費 | 323万4966円 |
将来の車両改造費 | 160万2567円 |
器具購入費 | 450万5546円 |
被害者妻への慰謝料 | 100万円 |
被害者娘への慰謝料 | 50万円 |
弁護士費用 | 1000万円 |
過失相殺 | -4477万4508円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了