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更新日:
認容額 | 2026万9432円 |
年齢 | 63歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 不明 |
傷病名 | 左足関節内顆骨折、左腓骨骨幹部骨折、左肩関節脱臼、脊椎の多発骨折(第六・第七頸椎棘突起骨折、第一胸椎破裂骨折) |
後遺障害等級 | 3級 |
判決日 | 平成20年7月31日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
平成13年5月25日午後23時38分頃、大阪府茨木市西河原3丁目4番先交差点において発生した。
加害者は、車を運転して信号機のない本件交差点を西から東に向かって直進するに当たり、交差道路から本件交差点に進入してくる車両等の有無及び安全確認不十分のまま進行した。
そのため折から右方道路から本件交差点に進入してきた被害者運転の足踏み式自転車の発見が遅れ、急ブレーキをかけたが間に合わず、車前部を自転車左側面部に衝突させ、被害者に傷害を負わせた。
被害者は本件事故後から入院日数82日間、通院実日数226日間、治療をうけた。
被害者は、本件事故で負った傷害によって、仮に本件事故に近接した時期に麻痺や知覚障害が現われていなかったとしても、脊髄不全損傷の
傷害を負ったものということができるとし、脊髄不全損傷の影響もあって後遺障害等級3級に認定された。
本件事故で負った傷害によって、仮に本件事故に近接した時期に麻痺や知覚障害が現われていなかったとしても、脊髄不全損傷の傷害を負ったものということができるとし、後遺障害の認定をうけた。
また後遺障害による労働能力喪失率は100%であると認定し、本件事故における原告Aの過失割合を35%として、その他、被害者の妻の固有慰謝料として過失相殺しない相当額として100万円を認容した。
治療関係費 | 138万1642円 |
入院付添費 | 112万9000円 |
入院雑費 | 10万6600円 |
通院交通費 | 58万1050円 |
休業損害 | 1287万2720円 |
逸失利益 | 2306万3744円 |
慰謝料 | 2230万 円 |
損害填補 | -711万4163円 |
被害者妻への慰謝料 | 100万円 |
弁護士費用 | 185万円 |
過失相殺 | -2150万2165円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了