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更新日:
認容額 | 1億7542万4959円 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 専門学校生(事故当時) |
傷病名 | 窒息、心肺蘇生後脳障害等 |
後遺障害等級 | 1級 |
判決日 | 平成8年10月22日 |
裁判所 | 横浜地方裁判所 |
平成2年10月7日午前0時35分ころ、京都市左京区北白川上池田町一八番地先の交差点において、加害者の普通乗用自動車が信号のない交差点に差しかかり、交差点を直進したところ、右方から本件交差点に直進してきた被害者の自動二輪車と衝突した。
本件事故により、被害者は、窒息、心肺蘇生後脳障害等の傷害を負った。平成5年11月30日症状固定となったが、無酸素症性脳症による言語機能障害及び運動機能傷害の後遺障害を残した。
被害者の治療状況は、約1年11か月間入院し治療を受けた。その後、症状固定した後も、継続して入院中である。
本件事故により、被害者は、無酸素症性脳症による言語機能障害及び運動機能傷害の後遺障害を残した。また、無酸素脳症による四肢麻痺等の後遺障害を負い、一生寝たきりの生活を余儀なくされ、前途ある若者の人生を挫折させられた。
加害者の普通乗用自動車が信号のない本件交差点に差しかかり、交差点を直進したところ、右方から交差点に直進してきた被害者の自動二輪車と衝突した。被害者は窒息、心肺蘇生後脳障害等の傷害を負い、無酸素症性脳症による言語機能障害及び運動機能傷害の後障害を残した。被害者等が加害者に対し損害賠償を求めた。被害者には、1割の過失があったと認定された。
治療関係費 | 676万5525円 |
入院付添費 | 7976万6713円 |
入院雑費 | 149万6300円 |
逸失利益 | 8956万4151円 |
慰謝料 | 3020万 円 |
将来に向けての入院雑費 | 766万4361円 |
オムツ代金 | 391万9096円 |
家族付添費用(母親) | 636万2000円 |
家賃(被害者の下宿の家賃等) | 59万4884円 |
リハビリ用具代金 | 27万1753円 |
医師謝礼(被害者の入院先を確保するため) | 100万円 |
交通費(入院付添のため母親が新幹線を利用) | 329万7720円 |
既払い金 | -5218万7294円 |
被害者の父親固有の慰謝料・弁護士費用 | 330万円 |
被害者の母親固有の慰謝料・弁護士費用 | 330万円 |
弁護士費用 | 1500万円 |
過失相殺 | -2289万250円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了