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更新日:
認容額 | 4853万3446円 |
年齢 | 78歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 不明 |
傷病名 | 脳挫傷等 |
後遺障害等級 | 2級 |
判決日 | 平成23年7月26日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
平成21年4月5日午後19時5分頃、大阪府豊中市原田元町2丁目21番4号において、被害者が歩道上を歩行していたところ、車を運転していた加害者が前方不注視のままスピードを出して走行し、被害者と衝突した。
被害者は、本件事故後、194日間にわたる入院治療を受けた。
なお、入院治療後、特別養護老人ホームに入所を待ちながら、介護施設に入所している。
被害者に残存する後遺障害は、著しい判断力の低下や情動の不安定などがあって、一人で外出することができず、日常の生活範囲は自宅内に限定されている。
さらに、身体動作的には排泄、食事などの活動を行うことができても、生命維持に必要な身辺動作に、家族からの声掛けや看視を欠かすことができないものに該当するといえ、後遺障害等級2級3号に相当するというべきである。
夜間、前方の見通しはよい自転車通行が可能である幅約3メートルの歩道上で、被害者(77歳)が歩道上を歩行していたところ、前方から走行してきた加害者搭乗の自転車と衝突した事故。
加害者の自転車のスピードが出ていたことについては当事者間に争いがなく、事故は加害者が右方向に気を取られて被害者の発見が遅れたことによって発生したとして、過失相殺を認めなかった事例。
治療関係費 | 1020万3975円 |
入院雑費 | 29万1000円 |
将来介護費 | 2316万5100円 |
慰謝料 | 2700万 円 |
施設費 | 138万7855円 |
既払い | -1810万6399円 |
弁護士費用 | 440万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了