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更新日:
認容額 | 4685万7517円 |
年齢 | 19歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 大学生(事故当時) |
傷病名 | 左股関節の機能障害 、左膝関節の機能障害、左足大腿部及び右足大腿部の醜状障害 |
後遺障害等級 | 10級 |
判決日 | 平成23年4月13日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
平成18年1月20日 午前8時50分ころ、大阪市住之江区泉一丁目一番七一号の路上において、被害者の普通自動二輪車が、片側三車線の道路の最も歩道側の車線(以下「第一車線」という。)を直進進行したところ、折からその外側の車線(以下「第二車線」という。)から進入してきた加害者の大型貨物自動車に接触されて路上に転倒し、さらに、進路左前方の道路端に駐車していた大型特殊自動車の右側面部に衝突して、その衝撃で跳ね返り、加害者の車両の左後輪にひかれた。
被害者は、本件事故で、左足(大腿)デグロービング損傷(広範囲挫滅)、左腓骨神経麻痺、左大腿異所性化骨、骨化性筋炎の傷害を負い、219日間入院し、その後168日間通院し、治療を受けた。
被害者は、事故から3年以上後に、症状固定の診断を受けた。
左大腿デグロービング損傷に伴う左下肢の機能障害のうち、左股関節の機能障害は、「一下肢の三大関節中の一関節の機能に障害を残すもの」(12級7号)に該当し、左膝関節の機能障害は、「一下肢の三大関節中の一関節の機能に障害を残すもの」(12級7号)に該当する。
なお、被害者は、後遺障害のため、歩行時には杖が必要となった。
被害者が普通自動二輪車に搭乗して片側三車線の第一車線を走行していたところ、第二車線から進入してきた加害者の大型貨物自動車に接触されて転倒し、さらに進路左前方の道路端に駐車していた大型特殊自動車の右側面部に衝突し、その衝撃で跳ね返り、加害者の車両の左後輪にひかれた事故である。
加害者が右後方の近接した位置を走行していた被害者の車両に気付かないまま、バス及び自動二輪車を除く車両の走行が規制されていた第二車線を走行しようとした結果生じたものであり、加害者の車両が左方向指示器を点灯させていたとしても、被害者が加害者の車両を避けることは極めて困難であったとして、被害者の過失を認めなかった。
治療関係費 | 544万3880円 |
入院付添費 | 131万4000円 |
入院雑費 | 32万8500円 |
通院付添費 | 33万8000円 |
将来介護費 | 35万7950円 |
休業損害 | 234万100円 |
逸失利益 | 3140万8364円 |
慰謝料 | 950万 円 |
将来の介護備品費 | 3万824円 |
症状固定前自宅介護費 | 85万2000円 |
家屋改造費 | 67万3140円 |
ベッドリース料等 | 125万3480円 |
装具代 | 5万1036円 |
通院及び通学のためのタクシー代 | 667万2470円 |
既払金の填補 | -1791万2006円 |
弁護士費用 | 420万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了