交通事故慰謝料の
無料相談はこちら
お気軽にご連絡ください
更新日:
認容額 | 1486万2680円 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
傷病名 | 右下肢デグロービング損傷、右腓骨骨折、右下腿筋挫傷 |
後遺障害等級 | 10級 |
判決日 | 平成21年11月16日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成15年5月15日午前8時55分頃、東京都江東区亀戸3丁目51番先にある信号機により交通整理の行われている交差点において、本件交差点を左折進行しようとした加害者運転の事業用大型貨物自動車と、横断歩道により本件交差点を直進進行しようとした被害者運転の自転車が衝突した。
被害者は、本件事故により自転車から転倒し、右腓骨骨折等の傷害を負った。事故後は49日間の入院と約3年5ヵ月の通院を行って症状が固定した。
被害者は、右膝関節及び右足関節の各機能障害に関してはそれぞれ運動時痛・圧痛の症状を含めて後遺障害12級に、右下肢の瘢痕に関しては右大腿ないし下腿後面の痛み、右下肢知覚障害の症状を含めて12相当に該当すると判断され、全体として併合10級に該当するとの認定を受けた。
本件事故の裁判では、過失相殺、被害者の損害及びその損害額についてが争点となった。
被害者が本件交差点を直進するに当たり、再度本件交差点内で左折途中のまま停止中の加害者車両を確認した上で自転車を横断歩道により直進させたのであって、この時点では、被害者が加害者車両の左折進行を認識することは不可能なので、被害者に過失相殺すべき過失はないと判断された。
被害者自身の治療費、入院雑費、逸失利益、慰謝料等については、請求の一部が認められ、保険金の1.5倍以上の損害賠償額が認容された。
治療関係費 | 411万0097円 |
入院付添費 | 26万6500円 |
入院雑費 | 7万3500円 |
通院交通費 | 29万1801円 |
休業損害 | 690万9321円 |
逸失利益 | 1258万9960円 |
慰謝料 | 834万 8640円 |
装具費 | 15万4094円 |
将来治療費 | 36万0325円 |
既払金 | -1959万1558円 |
弁護士費用 | 135万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了