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更新日:
認容額 | 2578万3265円 |
年齢 | 68歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 不明 |
傷病名 | 左急性硬膜外血腫、多発性外傷 |
判決日 | 平成25年12月20日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成22年8月19日午後1時03分頃、東京都葛飾区高砂5丁目38番にある道路において、加害者が運転する普通貨物自動車と被害者が運転する自転車と衝突した。
被害者は、本件事故により路上に転倒して多発性外傷等の傷害を負い、すぐに救急搬送され治療されたが、事故から約4日後に外傷性くも膜外血腫で死亡した。
本件事故の裁判では、事故の態様及び過失相殺並びに被害者の損害及びその損害額についてが争点となった。
被害者側の道路では事故の発生現場である交差点に進入する際に一時停止規制があるところ、被害者が一時停止したことを認めるに足りる証拠はないとして、また事故が横断歩道上で起きたことも勘案した結果、被害者に過失相殺すべき過失は25%あると判断された。
損害額については被害者自身の治療関係費、葬儀費用、逸失利益、慰謝料等の請求が一部認められ、かつ、被害者遺族固有の慰謝料についても請求の一部がみとめられた。
治療関係費 | 182万1929円 |
入院雑費 | 7599円 |
休業損害 | 3万8225円 |
逸失利益 | 1508万2642円 |
慰謝料 | 2410万 円 |
葬儀費用 | 150万円 |
弁護士費用 | 234万円 |
過失相殺 | -1013万7347円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了