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更新日:
認容額 | 6935万6746円 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 大学生 |
傷病名 | 外傷性クモ膜下出血、脳挫傷、右急性硬膜下血腫、後頭骨骨折、頭蓋底骨折、急性脳腫脹、外傷性脳幹損傷 |
判決日 | 平成26年12月18日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成25年4月24日午前9時29分頃、東京都大田区仲池上2丁目21番にある信号機等により交通整理の行われていない交差点において、加害者の運転する中型貨物自動車が本件交差点に直進進入したところ、右方の交差道路から直進進入してきた被害者の自転車と衝突した。
被害者は、本件事故により車に跳ね飛ばされ外傷性くも膜下出血等の傷害を負い、病院に緊急搬送されすぐに治療を受けたが、事故から約3日後に脳幹部損傷により死亡した。
本件事故の裁判では、事故態様及び過失割合並びに被害者の損害及びその損害額についてが争点となった。
被害者は、自転車を運転して見通しの悪い交差点に進入する際には交差道路から進行してくる車両等の有無を十分に確認すべき注意義務があったところ、これを怠った過失があると判断され、過失相殺すべき過失は2割あると判断された。
被害者自身の治療関係費、葬儀費用、逸失利益、慰謝料等の請求は一部認容され、かつ、被害者遺族固有の慰謝料等についても請求の一部が認容された。
治療関係費 | 12万6384円 |
入院付添費 | 27万7190円 |
入院雑費 | 6000円 |
逸失利益 | 8694万2766円 |
慰謝料 | 2200万 円 |
葬儀費用 | 171万9250円 |
既払保険金 | -2601万3664円 |
過失相殺 | -2226万7603円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了