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更新日:
認容額 | 2820万9756円 |
年齢 | 73歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 年金受給者 |
傷病名 | 心臓破裂 |
判決日 | 平成26年3月19日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
平成19年3月29日午後6時35分頃、東京都千代田区隼町4番にある信号機により交通整理の行われている交差点において、加害者運転の自動車が、交差点の右折専用車線を右折進行するに当たり、加害者車両前方を進行中の被害者運転の二輪車に追突した。
被害者は、本件事故により路上に転倒しそのまま自動車に轢過され心臓破裂等の傷害を負い、事故から約1時間後に同傷害により死亡した。
本件事故の裁判では、事故の責任原因及び過失割合並びに被害者の損害及びその損害額についてが争点となった。
本件事故は、加害者が右折する際に被害者車両を見落としたことが原因と判断され、また被害者が亡くなったのも事故後加害者が轢過したものであるから、被害者に過失相殺すべき過失はないと認められた。
損害額については、被害者自身の葬儀費用、治療関係費、逸失利益、慰謝料等の請求が一部認められ、かつ、被害者遺族固有の慰謝料についても請求の一部が認められた。
治療関係費 | 30万1800円 |
逸失利益 | 203万7956円 |
慰謝料 | 2300万 円 |
葬儀費用 | 150万円 |
弁護士費用 | 137万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了